こんにちは!
KANAです。
私は独立してフリーランスになるまで、転職回数は8回にも膨れ上がってしまいました。
多すぎ!
ただ・・・そのうち1社は倒産、1社は経営不振で給料未払い、1社はリーマンショックでの派遣切りなので、自己都合ではありません。
また、非正規雇用での転職はカウントしないという説もありますので、そうなるとそもそも正社員で勤務していた社数も少ないので、「転職回数」とは言えないかもしれません。
私もかつて、転職回数が多くなるにつれ、「忍耐力がないと思われるのではないか」「すぐ辞めると思われるのではないか」「人間的にダメだと思われるのではないか」と、転職面接での自己肯定感もなくなっていきました。
ここでは、そんな「転職回数が多すぎ」の悩みを、どう克服していたかご紹介しますね。
転職が多すぎる「正当な理由」を言語化する
とにかく、採用担当の「転職回数が多すぎる」人へのネガティブイメージを払拭できれば良いのです。
ですから、それを否定できる「正当な理由」をきちんと言語化しておくことが大切です。
私の場合は、
①職種転換を2回したこと(事務 → 制作系 → 制作系の別の職種)
②職種転換をして出遅れたので、スキルアップのための転職が必要だったこと
③自己都合だけでなく会社都合も含まれること
これらはいつもお伝えをしていました。
次の会社でのビジョンを明確に
次の転職で、何を目指しているのか、どう自分が働きたいのかを明確にしておくことも、説得力が増すポイントかと思います。
●こういうスキルを得たいと思って転職活動をしている
●今までなかったこういう経験をしたいから転職活動をしている
●子育てとの両立を踏まえて働き方の見直しをしている
などです。
「何も考えずに、いい加減にフラフラしている訳ではなく、明確な意図や理由があってのことである」ことが伝わればOKなのではないでしょうか。
ただ、あまりスキルアップ意欲を押し出しすぎるのも、「そのうちまた辞めてしまうだろうな」と感じさせなくもありません。
そこで、どうしてその企業を志望しているのか、しっかりと応募する企業の魅力をふまえて語るのがよいかと思います。
また、「次は長く働くつもりである」(本心では分からなかったとしても・・・)こともしっかり伝えるとよいでしょう。
自分がどう貢献できるのかを伝える
これは、転職回数が多すぎか否かに関わらず共通して言えることですが、志望している会社に対して、自分がどう貢献できるのかは明確にしておくのがおすすめです。
面接では、今回の採用の背景、求めている人材要件とのすり合わせも同時に行うとよいでしょう。
入社後のミスマッチを防ぐ意味でも大切です。
転職回数が多すぎることで得ているメリットを伝える
転職回数が多すぎることで得ているメリットなんてあるの?
と思われるかもしれませんが、きっとあるはずです。
私の場合は、
●職種転換をしているので、前の職種での経験が今の仕事に生かされている
●いろいろな職場でのプロジェクトの進め方を知っているので、最適化できる
●転職活動のたびに、行動力や自己分析力が必要となるので、キャリアの棚卸しができている
●新しい職場に馴染む術を知っている、柔軟に対応できる
●自分が苦手な職場環境、仕事の進め方もよく理解している
などです。
けっこうありますよね?
これらは、すべてを面接官に伝える必要はありませんが、棚卸しと自己分析ができていることで、転職活動にもよい影響があると思います。
転職媒体やエージェント以外の手段で転職する
いくら転職回数が多すぎることに対するフォロー対策を考えたところで、やはり「書類選考の壁」は大きいように思います。
人柄や熱意も伝わらないですし、直接プレゼンすることもできません。
そういった場合は、転職媒体やエージェントを利用しての転職活動のほかに、別の方法も模索してみましょう。
●リファラル採用(前職の繋がりからの紹介、知人からの紹介など)
●SNS採用(転職潜在層向けの採用方法で、関係構築をしながら採用する)
●カジュアル面談への応募
こちら側も発信が必要になるケースもありますが、これらを活用してみるのも一つの手ではないでしょうか。
それでも転職が難しい場合は・・・
転職回数が多すぎる・・・とお悩みの方の中には、もしかしたら、会社員に向いていない方も含まれているかもしれません。
このブログだからこそお伝えするのですが、独立・フリーランスという道もあります。
私は自分で言うのもなんですが繊細すぎるところがあり、会社にいると気を使いすぎて疲弊したり、のびのびできなかったり、理不尽なことを受け入れるのが難しい性格だったりもします。
ですが、家で一人で仕事をしている分には、どんどん行動できるし、自分で決断したり、ひとりで責任をもって仕事を進めることも苦ではありません。
今は、会社員をしながら副業でフリーランスをしたり、一度フリーランスになってからまた会社員に戻る人もいます。
私のように「いきなり法人化」で独立すると、初期費用、ランニングコスト、撤退費用がかかりますが、個人事業主としての開業は金銭的ハードルは低くなります。
転職活動をする中で自己分析をしてみて、「フリーランス、ありかも」と思われる方は、リスクヘッジしながら挑戦してみるのもよいかもしれませんよ!
ここまで、お読みいただきありがとうございました!
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