こんにちは!
KANAです。
フリーランスの女性にとって、出産の際はどうするの?という点は、キャリア設計で気になるポイントかと思います。
もちろん、組織化している場合は、社員の方々でまわるようにできると思うのですが、一人社長や個人事業主の場合は、自分の稼働が売上に直結してきます。
育休制度のないフリーランスにとって、一度休んでしまったら、また仕事に復帰できるのだろうか?という不安があるのは当然です。
私の場合、一人目の時はこんな感じでした。
・産前1ヶ月(制作系の仕事はお休み。納期と出産がかぶると怖いので)
・出産直前まで、対人支援の仕事は継続(電話相談員)
・産後1ヶ月は完全にお休み
・産後1ヶ月〜量を少しずつ増やして制作系の仕事のみ再開
・産後8ヶ月に保育園入園、完全復帰(電話相談員も再開)
私の周りのフリーランスママに聞いてみたところ、以下のパターンがありました。
まったく取らない
プロジェクト単位(数ヶ月)ではなく、継続案件を複数並行している場合、「まったく産休を取らない」パターンもありました。
クライアントと継続的な関係性を築いているので、出産前後はちょっとした作業ベースだけにしてもらえるよう調整していたようです。
その代わり、早めに通常稼働していたようでした。
(出産翌日にはパソコンに向かっていたそう!)
また、分娩室でパソコンを開いていた人がいるという逸話も聞いたことがあります^^;
労働基準法の産休期間と同じくらい
これは、私と近いパターンです。
育休はないので、長期は休まないけれど、いわゆる労働基準法上の産休くらいは休んだよ、というパターン。
そもそも、母体保護の観点でこのくらいは休みましょうね、ということも踏まえて定められていると思うので、理にはかなっているのかも?
私も、産後1ヶ月くらいになると、体調もちょっとずつ回復してきたかなと思います。
長めに取る
これは、プロジェクト単位(数ヶ月)ではなく、継続案件を複数並行しているからこそ、一旦卒業して長く休んだ、というパターンもありますし、数ヶ月プロジェクトをしばらくの間は受けなかったというパターンもあるでしょう。
いずれにせよ、何があるか分からないので、大事をとって長めに休むという選択です。
また、子どもが赤ん坊のうちはずっと一緒にいたい、という気持ちからこの選択を取るケースもあると思います。
産休を長く取るメリット、短く取るメリット
いくら自分が望んだとしても、産休をどのくらい取れるかは、どんな案件の仕事をしているか、ママの性格、産後の体調、子どもの健康状態、家族のサポート可否状況にもよっても変わってくると思います。
自分に合った産前産後の過ごし方をするのが一番ですが、フリーランスママが産休を長く取るメリット、デメリットについて考えてみました。
短く取る場合
メリット
・取引先との関係性を継続できる
・収入が途絶えない
・仕事をしていることが精神的によい影響を与えるケースもある
・仕事をすることで、子育ての時間とのメリハリがつく
デメリット
・取引先に自分の状況の理解を得ないといけない
(急な子どもの体調不良、預け先が見つからずオンライン会議に子ども同伴など)
・体調面で無理しがち
・産まれてからでないと、産後どういう状況・心境になるか分からないので、負荷になる場合もある
・預け先を確保する必要がある
長く取る場合
メリット
・体調をゆっくり回復させることができる
・精神的にもゆとりがもてる
・子どもの貴重な赤ちゃん期をベッタリ過ごせる
・取引先に迷惑をかける可能性はゼロ
デメリット
・取引先との関係が一度途絶える
・仕事が好きなママは、精神的に焦ったり不安になったりすることも
・収入が途絶える
・復帰するときにちょっとパワーが要る
(生活リズムの変化、取引先への働きかけなど)
育休制度がないフリーランスにとって、もしかしたら経済的なこと以上に気になるのが、取引先との関係性が途絶えるのでは?という不安ではないでしょうか。
自分が休んでいる間、他の誰かがその仕事をやっているわけですからね・・・
でも、産前に心を込めてお仕事をしており、信頼関係が築けていたなら、たとえ1年ブランクが開こうが、またお仕事はいただけるのではないかなと思います。
仕事復帰した際に、メールでもよいので挨拶をしておくとよいのではないでしょうか。
まとめ
私の場合、赤ちゃんは可愛くて仕方ないのですが、1日ずっと赤ちゃんと二人きりでいると、夕方くらいに気持ちが沈むこともありました。
やっぱり、仕事に集中している時間というのは、ある程度精神安定剤になっているのだなと感じました。
逆に、赤ちゃんとベッタリしたいママもいらっしゃるでしょう。
フリーランスは、自分で仕事量や復帰時期を決められるのがメリットですから、自分に合った産前産後の過ごし方ができるといいですね。
くれぐれも身体には気をつけて、赤ちゃんとの時間を過ごしてくださいね。
ここまで、お読みいただきありがとうございました!
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