独立・フリーランス

「在宅ワークをしたい」と「フリーランスになりたい」の微妙な違い

こんにちは!
KANAです。

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★フリーランス・一人会社を経営中
★制作系の仕事と、対人支援の仕事を並行
★40代2児のママ
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小さいお子さんを持つママさんで、通勤しないとできないお仕事に就いている方もたくさんいらっしゃいますね。

そのような方の中で、「在宅ワークに切り替えたい」とおっしゃるお声をちらほら目にします。
その文脈の中で、「在宅フリーランスになりたい」というお声もあるようです。

ただ、ここでちょっと考えて頂きたいのが、「在宅ワークをしたい」と「フリーランスになりたい」は微妙にニュアンスが異なり、よく見極めないと本来の希望に沿えない可能性もあるかもしれません。

「在宅ワーク」だけなら、会社員でもできる

在宅ワークをしたいだけなら、フリーランスにならなくても、在宅勤務制度のある会社で働けば可能です。

さらに、フルフレックスであれば、ある程度の時間の融通もきくでしょう。(その分、夜まで仕事を持ち越す可能性もありますが)

地方在住で在宅勤務制度のある会社が近くになく、なかなか在宅ワークができないという方もいらっしゃるかもしれませんね。

ですが、今では居住地に関わらず、在宅ワークができる会社も増えていると感じます。

フリーランスになると、煩雑な仕事も増える

一方、「フリーランスになりたい」という場合、少なからず「自分のやりたい仕事を、組織に縛られずにやりたい」という意図が含まれている気がします。

フリーランスになると、営業や経理、確定申告(決算)、契約周りなど、煩雑な「やるべきこと」がすべてのしかかってきます。
しかも、福利厚生も得られず、厚生年金も、健康診断の補助も、会社のお金で受けられる研修もなくなります。2人目、3人目を望むなら育休もなくなります。

それでもフリーランスを選ぶのは、上記の思いがあるからなのかなと思うのですね。

在宅ワークがしたい=フリーランスになる

という単純構造だと、もしかしたら「こんなはずじゃなかった」となる可能性もあります。
ご自身が何を望むのか、優先順位は何か、一度整理してみるのもよいかもしれません。

在宅ワークではないフリーランスもいる

ちなみに、フリーランスとはいえ、在宅ワークではないフリーランスもたくさんいます。
助産師や塾講師、美容師など、雇用形態が「業務委託」であれば「フリーランス」とも言えますよね。

また、IT系でも客先に常駐しているフリーランスもいます。

その場合、時間の融通が利くのかどうかも仕事内容や働き方によるかもしれません。

また、ゆるくフリーランスをしていても、頑張れば頑張るほど仕事がやってきて、一人ブラック企業になってしまう、なんてこともよくある話です。
納期のある仕事や受託の仕事だと、意外に時間の融通が効かないケースも。

中間をとって、クラウドサービスもあり

在宅ワークがしたい、フリーランスにはならない、在宅勤務制度のある会社に勤めるのが難しい、という場合、クラウドワーカーになるのも一つの手でしょう。

確定申告をしなくてよい上限まで働けば、煩雑な手続きも不要です。

単価はフリーランスより下がるかもしれませんし、よい案件に巡り会うには見極めも必要かもしれませんが、試してみる価値はあると思います。

自分に合った働き方を見つけよう!

いかがでしょうか。

「在宅ワークがしたい」「月収いくら」など、自分が望む働き方を洗い出し、優先順位をつけると、どういう雇用形態が合ってるのかが見えてくると思います。

もちろん、スキル提供が報酬になるので、「自分ができる仕事であること」、長続きさせるためにも、「やりたい仕事であること」はとっても大事!

ぜひ、望む条件や仕事内容を紙に書き出して、整理してみてくだいね。

参考になりましたら幸いです。

ここまで、お読みいただきありがとうございました!
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